紅茶の「アールグレイ」は産地からとってつけられた名前ではない?
紅茶の「アールグレイ」は産地からとってつけられた名前ではない?
紅茶の中には、ダージリンやアッサムなど茶葉の産地からとってつけられた名前が多いです。しかしアールグレイの場合、産地は特に関係なく、産地の名前は含まれていません。アールグレイとは、渋みが少なめの茶葉にベルガモットの香りをブレンドしたフレーバーティーのことです。ベルガモットの主な産地はイタリアで、南西部のカラブリア州で数多く栽培されているとされています。アールグレイの名前の由来は確かではありませんが、イギリスのグレイ伯爵が作り出したという説が有力です。外交官だったグレイ伯爵が、中国に渡った際に気に入った紅茶がアールグレイの始まりだとされています。グレイ伯爵はお気に入りの紅茶の着香方法を学んでイギリスに伝えたことで、ベルガモットで着香したアールグレイが誕生しました。柑橘系の香りに負けないように、比較的渋みのある茶葉を用いることが多い傾向にあります。牛乳との相性も良いため、ストレートだけでなくミルクティーにするのも良いでしょう。
紅茶の適切な蒸らす時間について詳しく解説
自分の好きだと思える極上のフレーバーを思う存分堪能することができたり、味が良くて体の芯までしっかりと温めることができるような紅茶を頂くことができれば、疲れた心と体の両方を落ち着かせることが可能になるので非常に良い時間が過ごせるようになります。 しかし、紅茶を美味しく頂くためにはある程度時間をたっぷりと使って作るようにしていくことが大切です。時間がないからといってもティーパックをサッとくぐらせるだけで飲んでしまっては折角の良さが台無しになってしまうので、蒸らす時間を十分に作って焦らずに味を抽出させることを大切にしていってください。 美味しい紅茶を作るために必要な蒸らす時間のおおよその目安に関しては、大体熱湯を注ぎこんでから3分程度置いておくことが大切です。 それ以上過ぎてしまうとぬるくなって美味しく感じなくなりますし、身近過ぎても味が十分にできっていないので物足りなさを感じてしまうため、目安の3分を大切に作ってみることをおすすめします。